Wordでグラフを作成する際、Wordの文書内にある表データを利用したり、新しくデータを入力したりすることができます。Wordのグラフ機能はExcelと連携しており、複雑なデータも簡単に視覚化できます。

グラフの挿入手順とデータ入力
Wordでグラフを挿入すると、同時にデータを入力するためのExcelのミニシートが開き、グラフの元となるデータを編集できます。
📊 グラフの挿入手順
- タブメニューから [挿入] をクリックします。
- [図] グループの中にある [グラフ] をクリックします。
- 表示されたダイアログボックスから、[縦棒] や [円] など、使いたいグラフの種類を選択し、[OK] をクリックします。

📋 データの準備と貼り付け
グラフが挿入されると、同時にExcelのミニシートが表示されます。このシートに、グラフの元となるデータを入力します。
元の表データを使う場合: Wordで既に作成している表(例: 支店別の売上表)のデータ部分をコピーし、Excelのミニシートの左上(通常A1セル)に貼り付けます。
注意点: コピー&貼り付けを行うと、元の表の罫線などの書式も一緒に貼り付けられる場合があります。データ部分のみを選択するか、貼り付け後に書式をクリアすると良いでしょう。
軸の決定: Excelミニシートの左上の列が横軸(カテゴリ)に、上部の行が凡例(系列)に対応します。


グラフの再編集と種類変更
グラフの挿入後にExcelシートを閉じてしまっても、いつでも再編集やグラフの種類の変更が可能です。
✏ データの再編集(Excelシートを再度表示)
編集したいグラフの図を選択して 右クリック します。 表示されたメニューから [データの編集] をクリックすると、元になるExcelのデータシートが再び表示されます。


グラフの種類の変更
最初に選んだグラフがイメージと違った場合も、簡単に変更できます
- 変更したいグラフの図を選択して 右クリック します。
- [グラフの種類の変更] をクリックすると、再度グラフの種類を選ぶダイアログボックスが表示されます。

グラフ要素の調整とデザイン変更
グラフを選択すると、リボン全体が[グラフのデザイン]タブ表示に切り替わり、様々な装飾が可能になります。

要素の個別編集と調整
グラフの各要素を調整する際は、該当箇所を直接ダブルクリックするか、グラフの右側に出現するアイコンを使用するのが効率的です。
- タイトルや軸の数値変更: タイトルや縦軸・横軸の数値をダブルクリックすると、画面右側に[軸のオプション]や[書式設定]ペインが表示され、細かく調整できます。

- 要素の追加・削除: グラフの右側に表示される [+](グラフ要素)アイコンをクリックすると、データラベルやデータテーブル、軸タイトルなどの要素を簡単に追加・非表示にできます。

- スタイル・配色の変更: [ブラシ](グラフスタイル)アイコンをクリックすると、配色やデザインテーマを簡単に変更できます。

Wordで作成したグラフの活用
Excelへのコピー(2つの方法)
Wordで作成したグラフは、コピーしてExcelに貼り付けることができますが、貼り付けオプションによって挙動が変わります。
- 図として貼り付け: グラフを右クリックしてコピーし、Excelでそのまま貼り付けると、Wordで作成したグラフの見た目がそのまま画像として挿入されます。Excel側でデータを編集することはできません。
- データリンクとして貼り付け(推奨): Excel側で貼り付けオプションを選び、[元の書式を保持しデータをリンク] を選択すると、貼り付けたグラフがWordの元データと連動します。Word側のデータシートを編集すると、Excel側のグラフも自動で更新されます。




運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。