Excel(エクセル)で家計簿や売上表を作るとき、電卓で計算していませんか? 実は「関数」を使うと、一瞬で計算が終わります。
「関数」と聞くと難しそうに感じますが、要は「便利な計算機能」のこと。 今回は、基本中の基本である「合計を出す(オートSUM)」について解説します。
「関数の前に、計算式の基本」を読むと、関数がわかりやすくなります
一瞬で合計が出る!オートSUMの使い方
難しい理屈は抜きにして、まずは使ってみましょう。 これができれば、Excel作業が劇的に速くなります。
関数【合計を求める/オートSUM】使ってみる
1.合計を表示させるセルを選択(クリック)

2.画面右上にある「オートSUM(Σ)」ボタンをクリックします。
①ホームタブ→②編集グループ(オートSUM)ボタン![]()

3.点線で囲まれた範囲が正しいか確認し、「Enter」キーを押します。



たったこれだけで、合計が表示されましたね! 「オート(Auto)=自動」、「サム(SUM)=合計」という意味です。
離れた場所を合計したいときは?
「ここと、ここと、ここだけ足したい」という場合もありますよね。 そんな時は、キーボードの「Ctrl(コントロール)」キーを使います。
例題:ノート、鉛筆、クレヨンの在庫だけを合計したい場合
1.合計を出したいセルをクリックし、「オートSUM」ボタンを押します。
2.キーボードの「Ctrl」キーを押したまま、足したいセル(B2、B4、B7)を順番にクリックします。




3.選び終わったら「Enter」キーを押します。


離れたセルを複数選択するときは、 キーを押しながらマウスをクリックします
これで、離れた場所にある数字も自由に合計できます。
ちょっと詳しく:関数の仕組み(覚えなくてもOK!)
ここからは、「なぜ計算できたのか?」を知りたい方向けの解説です。 先ほど合計を出したセルを見ると、数式バーに以下のような文字が入っています。
=SUM(E3:E8)
これは、Excelに次のような命令を出していることになります。
=(イコール): 「これから計算を始めるよ!」という合図(※必須)SUM(サム): 「合計してね」という命令(関数名)( )(カッコ): 「計算する相手はこれだよ」という指定(引数)
つまり、「=(計算開始)SUM(合計して)(B2からB7まで)」 という意味です。

🟥 よくあるつまずき
「Excelで合計を出すなら、やっぱりオートSUM!」
「でも、たまに合計の範囲が勝手にズレてしまうのはどうして?」
誰でも簡単に使えるオートSUMですが、実はExcelが「どこからどこまでを計算するか」を勝手に判断しているため、ときどきお節介なミスをしてしまうことがあるんです。

ボタンを押したのに、途中の行までしか計算されない!

自動判定が間違がまちがっていて点線の範囲がズレるかもしれません。そんなときは、その場合は自分でドラッグして選び直せばOK!
そのほかの原因は、計算したい範囲の中に「空白のセル」が混ざっていること。
Excelは空白を見つけると「あ、ここで終わりかな?」と親切心で止まってしまうんです。
ボタンを押す前に、あらかじめ「合計したい範囲をマウスで選んでおく」こと。こうすれば、途中に空白があっても強制的に最後まで計算させることができますよ!
オートSUMが計算できない「あるある」
❌合計が更新されない
数式が消えて「ただの数字」になっていることが多い
文字列が混ざっていて合計できない
→ 「¥」「,」「空白」などが原因
時短の裏技「Alt + Shift + =」
💡 ももねこ先生おすすめ・さらなる時短ワザ
もっと素早く合計を出したいときは、マウスでリボンを探す必要はありません。
合計を出したいセルで、「Alt + Shift + =(等号)」を同時に押してみてください。
これだけでオートSUMが発動します!教室でこれをお教えすると、「はやっ」と喜ばれることが多かったです。ぜひ指に覚えさせて、時短に役立ててくださいね。
初心者が覚えるべきルールは1つだけ
「関数」には480種類以上ありますが、すべて覚えなくて大丈夫です。 「計算式の最初は必ず半角の『=』で始まる」 というルールだけ覚えておけば、まずは合格です!
まとめ
オートSUMは、Excelの中でも 最も簡単で、最も使う機能 です。正しく使いこなして時短しよう!
合計を一瞬で出せるオートSUMは、Excelの基本中の基本です。
- ボタン一つでSUM関数が入る便利な機能
- 空白セルがあると範囲が止まるので注意!
- 確実なのは「範囲を選んでからボタンを押す」こと
コツを知っておけば、もう合計範囲がズレて慌てることはありません。
SUM関数練習問題で学ぶことができます。
SUM関数の使い方の動画
🌱関連する内容をまとめたので、必要に応じてご覧ください。



運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。