「MOSの勉強は進んだけれど、どうやって申し込めばいいの?」 「当日はどんな雰囲気なんだろう。私でも失敗せずに受けられるかな?」
試験の合格が見えてくると、次にやってくるのがこうした「手続きへの不安」ですよね。
こんにちは!元パソコンインストラクターのももねこです。 教室でたくさんの生徒さんを送り出してきましたが、実は皆さん、操作の練習よりも「当日の手順」を一番心配されていました。
でも、安心してください。 MOS試験の申し込みや当日の流れは、一度やり方がわかってしまえば決して難しくありません。
この記事では、
- 事前の「サーティポートID(受験者ID)」登録のやり方
- 失敗しない試験の申し込み手順
- 当日の持ち物と、合格を勝ち取るための過ごし方 を、1枚のロードマップのように分かりやすくまとめました。
この記事を読みながら一つずつ準備を進めれば、あとは試験当日に全力を出すだけ。 さあ、合格証書を手にするための最後の準備を一緒に始めましょう!
STEP 1:「サーティポートID(受験者ID)」を登録しよう
📝 受験の前に:サーティポートID(受験者ID)を作ろう
MOS試験を受けるためには、まず「サーティポートID」という受験者専用の番号を作る必要があります。これは、いわば「試験を受けるための会員証」のようなものです。
- 登録は無料です。
- 一度作れば、ExcelやPowerPointの試験でもずっと使えます。
- 当日、忘れると受験できません! 登録したら必ずメモをしておきましょう。
「メールアドレス」の準備
登録にはメールアドレスが必要です。
キャリアメール(docomoやauなど)だと確認メールが届かないことがあるため、Gmailなどがお勧めです。
「半角英数字」に注意
IDやパスワードを決めるときは、アルファベットの「半角」で入力します。大文字と小文字も区別されるので、慎重に決めてくださいね。
一番大事なこと
必ず紙にメモを!: 試験当日はスマホをロッカーに預けます。「IDとパスワードを書いたメモ」をカバンに入れて持っていくのが、合格への第一歩です。
「サーティポートID(受験者ID)新規登録はこちら(公式サイト)」
当日の入力: 試験開始直後の画面で、この「ID」と「パスワード」を入力します。
STEP 2:試験会場を選んで予約しよう
IDができたら、次は試験の予約です。申し込みには2つの方法がありますが、初心者の方には「随時試験(ずいじしけん)」を強くおすすめします。
どっちで受ける?2つの申し込み方法
| 項目 | 随時試験(おすすめ!) | 全国一斉試験 |
| 試験日 | 会場ごとに設定(ほぼ毎日) | 毎月1〜2回(日曜) |
| 会場 | 地域のパソコン教室など | 各都道府県の指定会場 |
| 申込方法 | 各会場へ直接申し込む | 公式サイトから一括申込 |
| メリット | 自分の都合に合わせて受験できる | 手続きがネットで完結する |

もし、近くにいくつか会場がある場合は、「自分が使っているパソコンと似た環境(ノートパソコンかデスクトップか)」を確認してみるのも手です。少しでも「いつもの環境」に近いほうが、当日の緊張が和らぎますよ。
1. 【随時試験】の申し込み手順
地域のパソコン教室などで受ける場合の手順です。
- 会場を探す: MOS公式サイトの会場検索から、お住まいの地域の試験会場を探します。
- 申し込み: 会場のホームページ、または電話で直接申し込みます。
- ※会場によって「Webフォーム」「来校」「郵送」など受付方法が異なります。
- 受験料の支払い: 会場が指定する方法(銀行振込や窓口支払いなど)で支払います。
2. 【全国一斉試験】の申し込み手順
Googleなどの公式サイトから一括で申し込む手順です。
- 日程確認: 公式サイトの試験日程で、申し込み期間を確認します。
- オンライン申込: 公式サイトのフォームに必要事項を入力します。
- ※会場の指定はできず、地域(市区町村など)のみ選択可能です。
- 受験料の支払い: クレジットカードやコンビニ払いで支払います。
登録時に注意すべきこと(共通)
サーティポートID(受験者ID)の用意: どちらの方法で申し込む場合も、試験当日までに「サーティポートID(受験者ID)」の作成が必要です。
バージョンの確認: Word 365 / 2019 / 2016など、ご自身が勉強しているバージョンと同じものを選んで申し込んでください。
学割の有無: 学生の方は「学割」が適用される場合があります。申し込み時に学生証の提示が必要になるので確認しておきましょう
持ち物の準備(これだけは絶対に必要!)
当日、忘れると受験できないものがあります。前日に必ず確認しましょう。
- オデッセイIDとパスワードのメモ
- 事前に登録したIDです。会場のパソコンに入力するので、必ず紙にメモして持っていきましょう。
- 本人確認書類(身分証明書)
- 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどの「顔写真付き」が1点あれば確実です。
- ※写真付きがない場合は、健康保険証や年金手帳など「2点」必要な場合があるので注意。
- 受験票(※会場によって発行されない場合もあります)
試験当日の流れ(タイムスケジュール)
① 会場到着(10〜15分前)
- 早すぎても前の時間帯の試験が終わっていないことがありますが、5分前を過ぎると遅刻扱いになる可能性があるため、10分前到着がベストです。
② 受付
- 本人確認書類を提示し、名前を伝えます。
- 荷物をロッカーに預けます。スマホの電源は必ず切りましょう。(時計や筆記用具も持ち込めない会場がほとんどです)
③ 試験の説明・ログイン
- 指定された席に座り、試験官から操作説明を受けます。
- 自分の「サーティポートID」と「パスワード」を入力してログインし、画面に表示された自分の名前や試験科目が合っているか確認します。
④ 試験開始(50分間)
- 画面に問題が表示され、下のWord画面を直接操作します。
- 「次へ」ボタンを押して進めますが、わからない問題は「後で確認」にチェックして飛ばし、最後にまとめて解き直すことができます。
⑤ 試験終了・結果発表
- 試験が終わると、その場で採点が行われ、画面に「合否」が表示されます。
- 「スコアレポート(成績表)」が印刷され、それを受け取って退出です。
3. 当日の「あるある」注意点
- キーボードに注意: 会場のキーボードが自宅や教室のものと少し感触が違うことがあります。焦らずゆっくり打ちましょう。
- 困ったら挙手: 画面が動かなくなったなどのトラブルがあれば、すぐに手を挙げて試験官を呼びましょう(操作の質問はできません)。
- 水もNG: 試験室には飲み物は持ち込めません。受付前に済ませておきましょう
🙋♀️ よくある質問(Q&A)
Q. もし不合格になってしまったら、すぐ再受験できますか?
A. 2回目まではすぐ受けられますが、3回目以降はルールがあります。 MOS試験には「再受験に関するルール(リテイクポリシー)」があります。
- 1回目不合格の後: 最短で翌日から2回目の受験が可能です。
- 2回目不合格の後: 3回目の受験は、2回目の受験から「2日間(48時間)」空ける必要があります。
- 3回目以降: 同様に、前回の受験から48時間空ける必要があります。
焦ってすぐに受けるよりも、2〜3日じっくり苦手な部分を復習してから挑戦するのがおすすめですよ!
Q. 申し込み後のキャンセルや返金はできますか?
A. 基本的に、一度申し込むとキャンセルや返金はできません。 ここは特に注意が必要です。自己都合(急な用事など)でのキャンセルは、受験料が戻ってこないことがほとんどです。
- 体調不良などの場合: 会場(パソコン教室など)によっては、診断書があれば日程変更に応じてくれる場合もありますが、会場ごとの判断になります。
- アドバイス: 確実に予定が空いている日を選び、体調を整えておきましょうね。
Q. 試験当日に遅刻しそうな時はどうすればいいですか?
A. すぐに試験会場へ電話をしてください。 数分の遅刻であれば対応してくれる場合もありますが、基本的には「遅刻=欠席」となり、受験できなくなる(返金もなし)という厳しいルールがあります。 当日は、*電車が遅れても大丈夫なように「20分前到着」を目指して家を出ると安心です。
Q. 合格証書はいつ届きますか?
A. 試験から約4〜6週間後に、ご自宅へ郵送されます。 当日は、合否が書かれた「スコアレポート」という紙がもらえます。正式な合格証書が届くまでは、その紙を大切に保管しておきましょう。 ※デジタル認定証であれば、試験直後からネット上で確認・印刷が可能です!
合格を勝ち取る過ごし方
1. 【前日】「できないこと」より「できること」を確認
前日に難しい応用問題に手を出して「解けない!」と焦るのは逆効果です。
- 基本操作の総復習: 「文字の入力」「保存」「印刷設定」など、確実に点数が取れる基本をサッとおさらいして自信をつけましょう。
- 持ち物の最終チェック: 受験者ID(サーティポートID)のメモ、身分証をカバンに入れたら、夜は早めに休みます。脳を休ませるのが一番の試験対策です。
2. 【当日朝】脳を動かすエネルギー補給
- 朝食をしっかり摂る: 試験は50分間、集中力をフルに使います。脳のエネルギー源となる糖分(ごはんやパンなど)を食べておきましょう。
- 早めの出発で「心の余裕」を: ギリギリに到着して息を切らしたまま試験を始めると、簡単なミスをしやすくなります。会場近くのカフェや公園で15分ほどゆっくり過ごすくらいの余裕を持ちましょう。
3. 【試験開始直前】自分を落ち着かせる3つの儀式
試験官から説明を受けて、パソコンの前に座ってからの数分間が勝負です。
- 深呼吸を3回: 緊張すると呼吸が浅くなります。大きく吸って吐くことで、脳に酸素を送りましょう。
- キーボードとマウスに触れておく: 「これからよろしくね」という気持ちで、キーボードの感触やマウスの滑りを確認します。これで指先の緊張がほぐれます。
- 「わからない問題は飛ばす」と決めておく: 最初に「1問くらい分からなくても大丈夫、後で見直せばいい」と心の中で唱えておくだけで、本番でパニックになるのを防げます。
4. 【試験中】「丁寧さ」を味方につける
- 問題文を最後まで読む: MOSは「指示通りに操作する」試験です。勝手な判断をせず、問題文にある言葉を一つずつなぞるように操作しましょう。
- 「完了」ボタンを忘れずに: 操作が終わったら、落ち着いて次の問題へ。リズムを作ることが合格への近道です。

これまで一生懸命練習してきたあなたなら、絶対に大丈夫です。自分を信じて、一歩ずつ進んでくださいね。
Word MOS(一般)を今から学習する方へ




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