条件付き書式は、Excelの中でも「見やすさ」が一気に変わるとても便利な機能です。 数値が一定以上なら色を付けたり、平均より高い値を強調したり、データバーやアイコンで視覚的にわかりやすくしたりできます。 MOS試験でもよく出題される単元なので、ここでしっかり練習しておくと安心です。
このページでは、Lesson11「条件付き書式」で学んだ内容を、 MOS Excel(一般レベル)本番と同じ形式の模擬試験20問+解答・操作手順をセット でしっかり確認できます。
【Lesson11 模擬試験】条件付き書式(20問)
【MOS Excel の対応バージョン】
この練習問題は、MOS Excel(一般レベル)2024・2019・2016 に対応しています。
MOS試験では、画面デザインが多少異なる場合がありますが、 操作手順そのものは変わらない ため安心して練習できます。
練習用データ
| A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | F列 | G列 | H列 | I列 | J列 | K列 | L列 | M列 | N列 | O列 | P列 | Q列 | R列 | S列 |
| 45 | 78 | A | 1200 | 1500 | 済 | 2024/1/10 | abc | 2000 | OK | 0 | 90 | 0.85 | 50 | 10 | 5 | 管理1 | 削除1 | |
| 60 | 82 | B | 1500 | 1600 | 2023/12/1 | abcdef | 2500 | NG | 5 | 150 | 0.40 | 80 | 30 | 10 | 管理2 | 削除2 | ||
| 30 | 55 | A | 1800 | 1400 | 済 | 2024/3/1 | xyz | 1800 | OK | 0 | 200 | 0.95 | 30 | 50 | 20 | 管理3 | 削除3 | |
| 80 | 90 | C | 2000 | 1800 | 2024/2/20 | hello | 3000 | NG | 10 | 120 | 0.60 | 100 | 70 | 30 | 管理4 | 削除4 | ||
| 55 | 70 | B | 1600 | 1550 | 済 | 2023/11/15 | sample | 2200 | OK | 0 | 180 | 0.30 | 60 | 20 | 50 | 管理5 | 削除5 |

第1問:セルの値が50以上なら色を付ける
A列の数値が 50以上 のセルに色が付くようにしてください。
解答解答
- A列を選択
- [ホーム]→[条件付き書式]→[セルの強調表示ルール]
- 「指定の値に等しい」ではなく「指定の値より大きい」を選ぶ
- 「50」と入力 → 好きな色を選ぶ


条件付き書式は「もし○○なら色を付ける」というルールを作る機能。
まず範囲を選んでから条件を設定します。

第2問:80点以上を緑、80未満を赤にする
B列の点数が 80以上なら緑、80未満なら赤 にしてください。
解答
- B列を選択
- [条件付き書式]→[セルの強調表示ルール]→「指定の値より大きい」→80→緑
- 同じくB列を選択から「指定の値より小さい」→80→赤

2つのルールを作るパターン。
上から順に判定されるので、MOSではよく出る操作です。
第3問:重複している値を色付け
C列の中で 重複している値 に色を付けてください。
解答
[条件付き書式]→[セルの強調表示ルール]→「重複する値」

Excelが自動で重複を探してくれる便利な機能。
第4問:上位10項目に色を付ける
D列の中で 上位3個 の値に色を付けてください。
解答
[条件付き書式]→[上位/下位ルール]→「上位10項目」→「上位に入るセルを書式設定で3」

「上位/下位ルール」はランキング系の問題でよく出ます。
第5問:平均より上の値に色を付ける
E列の中で 平均より上 の値に色を付けてください。
解答
[条件付き書式]→[上位/下位ルール]→「平均より上」

Excelが自動で平均を計算してくれます。
第6問:数式を使って偶数行に色を付ける
表全体で 偶数行だけ に色を付けてください。
解答
- 表全体を選択
- [条件付き書式]→[新しいルール]
- 「数式を使用して…」を選ぶ
- 数式:
=MOD(ROW(),2)=0 - 塗りつぶし色を選ぶ

数式を使う条件付き書式の定番。 偶数行は =MOD(ROW(),2)=0 で判定できます。
第7問:文字列に「済」が含まれる行を色付け
F列に「済」と入っている行を色付けしてください。
解答
- 行全体を選択
- [新しいルール]→「数式を使用して…」
- 数式:
=ISNUMBER(SEARCH("済",$F2))

部分一致は SEARCH を使うのが簡単。
第8問:日付が今日より前なら赤に
G列の日付が 今日より前 の場合、赤くしてください。
解答
[セルの強調表示ルール]→「指定の値より小さい」→ =TODAY()

「数式を使用して…」を使用しなくても、日付は大小比較がそのまま使えます。
第9問:空白セルに色を付ける
H列の 空白セル に色を付けてください。
解答
[新しいルール]→「数式を使用して…」→数式:=$H2=""

空白判定は ="" を使います。
第10問:文字数が5文字以上なら色付け
I列の文字数が 5文字以上 のセルに色を付けてください。
解答
[新しいルール]→「数式を使用して…」
数式:=LEN($I2)>=5

LEN関数で文字数を判定できます。
第11問:売上が平均より20%以上高い場合に強調
J列の値が 平均×1.2以上 の場合に色付けしてください。
解答
[新しいルール]→「数式を使用して…」
数式:=$J2>=AVERAGE($J:$J)*1.2

平均を使った応用問題。
第12問:特定の文字「NG」を含むセルを赤に
K列に「NG」が含まれていたら赤くしてください。
解答
[新しいルール]→「数式を使用して…」
数式:=ISNUMBER(SEARCH("NG",$K2))

第13問:0のセルを薄いグレーに
L列で 0 のセルを薄いグレーにしてください。
解答
[セルの強調表示ルール]→「指定の値に等しい」→0

第14問:100以上200以下の値を強調
M列の値が 100~200の間 の場合に色付けしてください。
解答
[セルの強調表示ルール]→「指定の範囲内」

第15問:上位20%の値を強調
N列の中で 上位20% の値に色を付けてください。
解答
[上位/下位ルール]→「上位10%」を選び、10を20に変更

第16問:棒データバーを設定
O列に データバー を設定してください。
解答
[条件付き書式]→[データバー]→好きな色

値の大小が視覚的にわかる便利な書式。
第17問:カラースケールを設定
P列に カラースケール(赤→黄→緑) を設定してください。
解答
[条件付き書式]→[カラースケール]→3色スケール

第18問:アイコンセットを設定
Q列に アイコンセット(上矢印・横矢印・下矢印) を設定してください。
解答
[条件付き書式]→[アイコンセット]→「方向」

第19問:条件付き書式のルールを管理
R列に設定されている条件付き書式を ルールの管理 から確認してください。
解答
[条件付き書式]→[ルールの管理]

MOSでよく出る「ルールの管理」問題。
第20問:条件付き書式を削除
S列の条件付き書式をすべて削除してください。
解答
[条件付き書式]→[ルールのクリア]→「選択したセルからルールをクリア」

まとめ
条件付き書式は、Excelの中でも「データを見やすくする力」が一気に上がる、とても便利な機能です。 数値の大小で色を変えたり、平均より高い値を強調したり、データバーやアイコンで視覚的にわかりやすくしたりと、実務でもMOS試験でもよく使われます。
このレッスンでは、基本の色付けから、数式を使った応用、データバー・カラースケール・アイコンセットまで、幅広い操作を練習しました。 特に「数式を使う条件付き書式」は、最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると自由度が高く、表をとても見やすくできます。
また、条件付き書式は「ルールの管理」で確認・編集できることも大切なポイントです。 複数のルールが重なっている場合でも、ここで順番や内容を整理できます。
Lesson11をしっかり理解できれば、Excelの見やすさ・伝わりやすさが大きく向上します。 次のレッスンに進む前に、練習用データを使って何度か操作してみると、より確実に身につきます。
▶次は、MOS Excel(一般レベル)Lesson12「データの保護」の模擬試験20問
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運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。