このページでは、Lesson13「名前の定義」で学んだ内容を、 MOS Excel(一般レベル)本番と同じ形式の模擬試験20問+解答・操作手順をセット でしっかり確認できます。
Excel の「名前の定義」は、表の範囲にわかりやすい名前を付けて、数式や作業をラクにする便利な機能です。
このレッスンでは、名前の作成・編集・削除・管理まで、初心者の方でも安心して学べるように、ゆっくり丁寧に解説します。
【Lesson13 模擬試験】名前の定義(20問)
【MOS Excel の対応バージョン】
この練習問題は、MOS Excel(一般レベル)2024・2019・2016 に対応しています。
MOS試験では、画面デザインが多少異なる場合がありますが、 操作手順そのものは変わらない ため安心して練習できます。
第1問:セル範囲に名前を定義する
A1:C6の範囲に「売上表」という名前を設定してください。

解答
- A1:C6を選択
- [数式]→[名前の定義]
- 名前に「売上表」と入力 →[OK]

- 名前を付けると、範囲を簡単に参照できる
- 名前は「数式」タブから設定する
第2問:名前ボックスから名前を定義する
セル E1 に「合計値」という名前を設定してください。
解答
- E1 を選択
- 左上の名前ボックスに「合計値」と入力
- Enter

- 名前ボックスに直接入力して Enter でも名前を定義できる
- 最速の方法
第3問:名前を使って合計を求める
金額列(D2:D6)に「金額」という名前を付け、セル D7 に金額の合計を求めてください。

解答
金額は「数量 × 単価」で求める
- D2:D6 を選択
- [数式]→[名前の定義]
- 名前に「金額」と入力 → OK
- D7 を選択
- 次を入力:
=SUM(金額)

- 名前を使うと範囲を直接指定しなくてよい
- SUM(金額) で金額列の合計が求められる
- MOSで最もよく出る形式
第4問:名前の参照範囲を変更する
「売上表」の範囲を A1:C6から A1:D6に変更してください。
解答
- [数式]→[名前の管理]
- 「売上表」を選択
- 参照範囲を A1:D6 に変更 →[OK]

名前の範囲は「名前の管理」から編集できる
第5問:ロックされていないセルだけ編集できるようにする
B列だけ編集できるようにし、それ以外は編集できないようにしてください。
解答
- B列を選択
- 右クリック →[セルの書式設定]
- [保護]タブ →「ロック」のチェックを外す
- [校閲]→[シートの保護]→ OK



- 編集できる=ロック解除
- 編集できない=ロックあり(初期状態)
- シート保護を有効にするとロックが働く
第6問:名前の貼り付け(一覧表示)
セル F1 に、定義されている名前の一覧を貼り付けてください。
解答
- 数式タブ→[数式で使用]→[名前の貼り付け]
- [貼り付け]をクリック

- 名前の一覧を表として貼り付けられる
- MOS でよく出る
第7問:名前のスコープを確認する
「売上表」のスコープがブックかシートか確認してください。
解答
- [数式]→[名前の管理]
- スコープ欄を確認

スコープ欄とは?
その名前が “どこで使えるか” を示す欄です。
- スコープ=名前が有効な範囲
- ブックスコープが基本
第8問:不要になった名前を削除する
「金額」という名前を削除してください。
解答
- [数式]タブ →[名前の管理]
- 「金額」を選択
- [削除]→ OK

- 名前は「名前の管理」から削除できる
- MOS では “不要な名前を削除する” 問題がよく出る
- 削除してもセルの値は消えない(名前だけが消える)
第9問:名前の参照先を別シートに変更する
「売上表」の参照先を Sheet2!A1:C10 に変更してください。
解答
- [名前の管理]
- 売上表 → 参照範囲を「Sheet2!A1:C10」に変更

- 参照先は直接編集できる
- シート名+!+範囲で指定
第10問:名前を使った VLOOKUP
A1:B5に「商品表」という名前を付け、セル D2 に「商品表」という名前を使って部門Aの売上を検索してください。

解答
- A1:B5を選択
- [数式]→[名前の定義]
- 名前に「商品表」と入力 → OK
- D2 を選択
- =VLOOKUP(A2,商品表,2,FALSE)

- 名前を使うと範囲指定が簡単
- MOS で頻出
VLOOKUPの使い方はこちら
第11問:エラーを含む名前だけ表示する
名前の管理画面で「エラーを含む名前」だけを表示してください。
解答
- [名前の管理]
- [フィルタ]→「エラーを含む名前」または「エラーのある名前」

フィルタ機能で絞り込み可能
第12問:名前にコメントを追加する
「売上表」にコメント欄に、「売上データの範囲です。」を追加してください。
解答
- [数式]→[名前の管理]
- コメントを付けたい名前(売上表)を選択
- 編集からコメント 欄に「売上データの範囲です」と入力

- 名前には メモ(コメント)を付けておくことができる
- MOS では「コメント欄に入力する」操作が出ることがある

コメントはシート上には表示されず、 “名前の管理” 画面の中だけです。
第13問:名前の並べ替え
名前の一覧を名前順に並べ替えてください。
解答
- [名前の管理]
- 「名前」列の見出しをクリック

列見出しクリックで並べ替え可能
第14問:名前の参照先を別のセルに変更する
「合計値」という名前の参照先を E1 から E2 に変更してください。
解答
- [数式]→[名前の管理]
- 「合計値」を選択
- 参照範囲を E2 に変更
- [OK]

- 名前の参照先は「名前の管理」から変更できる
- MOS では 参照先の変更問題が頻出
- セル1つだけの名前でも変更可能
第15問:名前に使える文字
名前にはどのような文字が使えますか。
解答
- 先頭は文字または「_」
- 数字で始めるのは不可
- 空白不可
第16問:名前のジャンプ
「売上表」の範囲にジャンプしてください。
解答
- F5 キー
- 売上表を選択 → OK

F5(ジャンプ)で名前へ移動できる
第17問:選択範囲から名前を自動作成
A列が項目名、B列が数値の表から名前を自動作成してください。

解答
- 表全体を選択
- [数式]→[選択範囲から作成]
- 「左端列」にチェック → OK

- 項目名をそのまま名前にできる
- 左端列を使う
第18問:名前の「範囲(スコープ)」を変更する
「商品表」という名前のスコープを シート → ブック に変更してください。
解答
- [名前の管理 → 編集 → スコープは変更できない
- だから 新しく作り直す必要がある
- MOSでは「削除 → 再作成」が正解操作になる
第19問:エラーになっている名前の対処
参照先が削除されてエラーになっている名前をどうしますか。
解答
- [名前の管理]
- エラー名を選択 →[削除]
- MOS では「削除」が正解になることが多い
- 参照先を修正してもよい
第20問:名前を数式として貼り付ける
「セル F2 に、名前を数式(合計値)として貼り付けてください。」

解答
- 数式タブ→[数式で使用]
- 「数式(合計値)」を選択。

名前の貼り付けには「数式として挿入」がある
まとめ
Excel の “名前” を使いこなすための基本操作から、MOS 本試験でよく出る応用操作までを総合的に練習しました。
名前を使うことで、セル範囲をわかりやすく管理でき、数式も読みやすくなります。 また、表の更新やデータの追加にも柔軟に対応できるため、実務でも非常に役立つ機能です。
この模擬試験では、次の内容をしっかり身につけることができました。
- 名前を定義する(基本操作)
- 名前を編集する・参照先を修正する
- 名前を削除する(不要な名前の整理)
- 名前にコメントを追加する(管理しやすくする)
- エラーのある名前をフィルターで表示する
- 名前を数式に利用する(SUM・VLOOKUP など)
- 名前を貼り付ける(一覧・数式として)
- 名前を使った数式のコピーの挙動を理解する
これらはすべて MOS 本試験で実際に問われる操作であり、 Lesson13 を通して “名前の管理” に関する出題範囲を完全にカバーできています。
名前の機能は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、 操作に慣れると 表の管理が驚くほど楽になり、ミスも減る とても強力な機能です。
MOS本試験でも “名前の定義” 分野は十分に得点源になります。
▶次は、MOS Excel(一般レベル)Lesson14「ワークシートの管理」の模擬試験20問
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パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。