このページは「Lesson8(並べ替えとフィルター機能)」です。
MOS Excel(一般レベル)の試験に合格するために必要な操作を、初心者・シニアの方でも迷わず学べます。
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Excelでデータを扱うとき、
「必要な情報だけをすぐに見たい」と感じたことはありませんか?
そんなときに役立つのが、
並べ替えとフィルター機能です。
MOS Excel一般では、
- データを昇順・降順に並べ替える
- 条件に合うデータだけを表示する
- 特定の情報をすばやく探す
といった、データ整理の操作が頻繁に出題されます。
見た目を整えるだけでなく、
必要な情報を素早く見つけるための重要なスキルです。
この記事では、
並べ替えとフィルターの基本操作と試験対策を図解でわかりやすく解説します。
※本ページはMOS Excel一般(365/2019)の出題範囲をもとに作成しています。
並べ替えとは?(ソート)
並べ替えは、データを 昇順(小さい順) や 降順(大きい順) に並べる操作です。
名前 点数
Aさん 80
Bさん 60
Cさん 90

点数順に並べ替え
名前 点数
Cさん 90
Aさん 80
Bさん 60

👇データ分析の第一歩!「並べ替え」と「フィルター」でリストを自由自在に操る
基本の並べ替え(昇順・降順)
手順
- 並べ替えたい列の中のセルをクリック
- データタブ → 昇順(A→Z)または降順(Z→A)

昇順
小さい → 大きい
(A→Z、1→100)
降順
大きい → 小さい
(Z→A、100→1)
MOSでよく出る指示
- 「売上を降順に並べ替えなさい」
- 「日付を昇順に並べ替えなさい」
- 「氏名を五十音順に並べ替えなさい」

見出しを含めないように注意
複数キーの並べ替え(出る年がある)
例:
- 部署ごとに並べ替え
- その中で売上の降順に並べ替え
手順
- データタブ
- 並べ替え
- 「レベルの追加」で複数条件を設定


「レベルの追加」が必要になるMOS問題

「レベルの追加」は、問題文で“複数条件で並べ替えなさい”と指定されたときに使います。
▶例1「部署を昇順、売上を降順で並べ替えなさい」
- 部署(昇順)
- 氏名(昇順) → レベルを追加して2段階にする必要がある
▶例2「日付 を売上 の順に並べ替えなさい」
- 日付(昇順)
- 売上(降順) → レベル追加が必須
▶例3「都道府県 を市区町村 の順に並べ替えなさい」
複数条件なのでレベル追加

「“レベルの追加”は、 並べ替えの条件が2つ以上あるときだけ使う。 1つだけなら追加しなくてOKだよ。」
ユーザー設定の並べ替え
通常の昇順・降順ではなく、 独自の順番で並べ替える ときに使います。
■操作手順
- データ範囲を選択
- 「データ」タブ
- 「並べ替え」をクリック
- 「ユーザー設定リスト」から順序を選ぶ

- 例:月(1月→12月)
- 例:曜日(月→日)

「“1月〜12月の順に並べ替えなさい”は ユーザー設定リスト を使う問題だよ。 昇順・降順では正しく並ばないから注意。
フィルター(抽出)
フィルターは、条件に合うデータだけを表示する機能です。
テーブル(表)を作成すると自動で付きますが、通常の表でも手動で付けられます。
フィルターの設定
手順
- 見出し行を選択
- データタブ → フィルター

見出しに ▼ が表示されます。

特定の値だけ表示する
手順
- ▼ をクリック
- 表示したい値だけチェック
- OK

MOSでよく出る指示
- 「東京だけ表示しなさい」
- 「完了の行だけ表示しなさい」
数値フィルター(条件で抽出)
■よく出る条件
例:売上が 1000 以上だけ表示
- 以上(例:1000以上)
- 以下(例:500以下)
- 間(例:100〜300)
- トップ10(上位10件)
手順
- ▼ → 数値フィルター
- 「以上」「以下」「指定の範囲」などを選ぶ


「“1000以上のデータだけ表示しなさい”は 数値フィルター → 以上 を選ぶ。 チェックボックスを手動で選ぶ必要はないよ。
日付フィルター(よく出る)
- 今月
- 先月
- 来週

今年 などをワンクリックで抽出できます。
フィルターの解除
- データタブ → フィルター(解除)

すべてのフィルターが解除されます。
- 列の ▼ → 「フィルターをクリア」

フィルターをクリアは「絞り込んだときだけ解除」できます。
MOSでは「フィルターを解除しなさい」が頻出。
検索性を高める操作(MOSで出る)
テキストフィルター
- 「含む」
- 「含まない」
- 「前方一致」 などで抽出できる。

例: 「山」で始まる名前だけ表示 → テキストフィルター → 「指定の値で始まる」
色フィルター(出る年がある)
セルの色や文字色で抽出できる。

よくあるミス(MOS対策)
❌ 見出しを含めず並べ替え
❌ データ範囲を途中で選択
❌ フィルターと並べ替えの混同
必ず表全体を選択するのが基本
よくある質問(滞在時間UPパート)
Q. 並べ替えするとデータが崩れます
👉 範囲選択がずれている可能性があります
→ 表全体を選択してから実行
Q. フィルターが表示されません
👉 「データ」タブ → フィルターをONにする
Q. 並べ替えとフィルターの違いは?
- 並べ替え → 順番を変える
- フィルター → 条件で絞る
まとめ
| 項目 | 出題頻度 | 備考 |
|---|---|---|
| ユーザー設定の並べ替え(ユーザー設定リスト) | ★★★★★ | 「1月→12月」「月→日」など独自順序の並べ替えが頻出。 |
| 複数条件の並べ替え(レベルの追加) | ★★★★☆ | 「部署→氏名」など2段階の並べ替えが出る年あり。 |
| 数値フィルター(以上・以下・間) | ★★★★★ | MOSで最もよく出るフィルター操作。 |
| 数値フィルター(トップ10) | ★★★☆☆ | 出る年と出ない年がある。 |
| テキストフィルター(含む・含まない) | ★★★★★ | 「東京を含む」など頻出。 |
| テキストフィルター(指定の文字で始まる・終わる) | ★★★☆☆ | 実務ではよく使うが、試験では年による。 |
| 日付フィルター(期間指定) | ★★★★☆ | 「2024年1月」などの期間指定がよく出る。 |
| フィルターのクリア | ★★★★☆ | 「解除しなさい」で出る。 |
| フィルターの再適用 | ★★★☆☆ | 「再適用しなさい」が出る年あり。 |
| フィルターのオン/オフ | ★★★☆☆ | 「フィルターをオフに」が出る年あり。 |
並べ替えとフィルターは、MOS一般の中でも 操作問題の中心 です。
特に「昇順・降順」「特定の値だけ表示」「フィルター解除」は毎回出るので、確実に押さえましょう。

このLesson19で扱う内容(並べ替えとフィルターなど)は、
MOS Excel(Office 365 / 2019 / 2021 / 2024)すべてのバージョンで共通して出題される範囲です。
どのバージョンの受験者でも安心して学習できます。
▶次の Lesson9 では、「グラフの作成方法|棒グラフ・折れ線グラフ」を学びます。
▶前の記事(Lesson7)「テーブル(表)の作成と編集|スタイル変更・集計行」
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運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。