Excel(エクセル)画面構成と名称

エクセル 画面構成と名称 Excel

Excel(エクセル)を起動すると「エクセルウィンドウ」が表示され、エクセルウィンドウの中に、表やグラフを作成するための「ブックウィンドウ」が表示されます

エクセルの基本単位(ブック・シート・セルの違い)

作業を始める前に、まずは「入れ物」の呼び方を確認しましょう。

  • ブック: エクセルのファイルそのもののことです。
  • ワークシート(シート): ブックの中にある「ページ」のようなものです。下にある「シート見出し」で切り替えられます。
  • セル: データを入力する1つ1つのマス目のことです。
  • アクティブセル: 現在クリックして選択しているセルのことです。太い枠で囲まれているのが目印です。
ブックとセル
アクティブセル
アクティブセル

Excel(エクセル)の画面

エクセルの画面は、大きく分けて15個のパーツで構成されています。

名称と役割を確認しよう
Excel(エクセル)の画面
番号名称役割
タイトルバー保存しているファイル名が表示されます。
クリックして保存も可能です。
クイックアクセスツールバー「上書き保存」や「戻る」など、
よく使うボタンを置いておく場所です。
タブ命令の種類(ホーム、挿入、
ページレイアウトなど)を切り替えます。
リボン具体的なボタンが並んでいる場所です。
タブによって内容が変わります。
行番号横の並びを表す数字です
(1〜1,048,576行まで)。
列番号縦の並びを表すアルファベットです
(A〜XFDまで16,384列)。
セル行と列が交わる場所。
位置は「A1」のように表します。
名前ボックス今選んでいるセル(アクティブセル)の
名前(番地)が表示されます。
関数の挿入ボタン複雑な計算(関数)を助けてくれる
画面を開きます。
数式バーセルに入力した中身が表示・編集できます。
長い文字や数式に便利です。
シート見出しシートの切り替えや、新しいシートの
追加ができます。
表示モード標準、ページレイアウト、
改ページプレビューに切り替えます。
ズーム画面の表示を大きくしたり
小さくしたりします。
スクロールバー画面を上下左右に動かします。
全セル選択ボタンシートのすべてのセルを一気に
選択するときに使います。

エクセル マウスポインタとアクティブセル

セル選択
エクセルのマウスポインタはワードのものとは形が違います。
アクティブセル
処理の対象となっているセルで、太枠で囲まれます。アクティブセルの列番号と行番号は立体的になり、太字で表示されます

マウスポインタの形に注目!

エクセルでは、マウスを置く場所によってポインタの形が変わり、「今何ができる状態か」を教えてくれます。

  • 白い十字(セル選択): セルを選択する時の基本の形です。
  • 黒い細い十字(+): セルの右下の「フィルハンドル」に合わせた時。データのコピーや連続入力に使います。
  • I字(Ⅰ): 数式バーやセルの中で、文字を入力・編集する時の形です。
  • 左右/上下の矢印(↔ ↕): 列や行の境界線に合わせた時。幅や高さを変えられます。
  • 四方向の矢印(移動): セルの枠線に合わせた時。セルの中身を移動できます。
ももねこ先生
ももねこ先生

初心者のうちは、白い十字架(セル選択)と、黒い十字(オートフィル)を間違えやすいので気をつけて!

主要なタブと代表的なボタン

1.「ホーム」タブ(一番よく使います)

文字の見た目やセルの色など、基本的な編集ボタンが揃っています。

「ホーム」タブ
  • フォント: 文字の大きさ、色、太字、「塗りつぶし(セルの色)」「罫線(枠線)」
文字の変更
  • 配置: 文字を左・中央・右に寄せる、「折り返して全体を表示する」「セルを結合して中央揃え」
文字の配置
  • 数値: データの表示形式(¥マーク、桁区切りのコンマなど)を変更。
数値の表示形式
  • 編集: 「オートSUM(合計計算)」、並べ替え、検索。
編集オートサム

2. 「挿入」タブ

表以外に、グラフや図などを追加したい時に使います。

「挿入」タブ
  • テーブル: データを管理しやすい「テーブル」形式にする。
テーブル
  • 図: パソコン内の画像や、四角・矢印などの「図形」を入れる。
図
  • グラフ: 棒グラフや円グラフ、「おすすめグラフ」を作成。
グラフ

3. 「ページレイアウト」タブ

印刷の設定をするためのボタンが並んでいます。

「ページレイアウト」タブ
  • ページ設定: 用紙の向き(縦・横)、「余白」「サイズ(A4など)」、どこまで印刷するかを決める「印刷範囲」の設定。印刷が1ページに収まらないときの必須機能です。
ページ設定

4.「数式」タブ

関数が迷子になったときに探す場所。

計算(関数)に関わる機能が集まっています。

「簡単な合計(SUM)以外の関数を使いたいとき」に開きます。

「数式」タブ
  • 関数ライブラリ: 「「財務」「論理」「文字列操作」など、目的別・ジャンル別に関数を探せます。
関数ライブラリ
  • 計算方法の設定: 数字を変えたときに自動で再計算するか、手動にするかを切り替えます。(通常は「自動」のままでOKです!)
計算方法の設定

5.「データ」タブ

大量のデータを並べ替えたり、必要なものだけを絞り込んだり、表をきれいに整理する時に使います。

「データ」タブ
  • 並べ替えとフィルター: データを五十音順や金額の大きい順に並べたり、特定のデータだけを画面に「絞り込む(フィルター)」ことができます。
並べ替えとフィルター
  • データツール: 重複したデータをワンクリックで削除したり、間違った文字を入力できないように制限(入力規則)したりします。
データツール

6.「表示」タブ

エクセルの画面(見え方)を変えたい時に使います。データそのものは消えたり変わりもしないので、安心して触って大丈夫です。

「表示」タブ
  • 表示: 「枠線」(セルの薄いグレーの線)のチェックを外して、白紙のコピー用紙のように見せることができます。
表示: 「枠線」
  • ウィンドウ: スクロールしても見出しの行が消えずに残り続ける「ウィンドウ枠の固定」など、画面の「窓(ウィンドウ)」に関する設定をします。
ウィンドウ枠の固定

💡 知っておくと便利な「隠れタブ」

特定の操作をしている時だけ、右端に特別なタブが出現します。

  • 図の形式: 画像を選択している時だけ出現。画像の加工ができます。
図の形式
  • グラフのデザイン: グラフを選択している時だけ出現。グラフの色や種類を変えられます。

画像をクリック解除した瞬間にタブがパッと消えると「消えちゃった!」と焦ることが多いですが、図をクリックすると現れ、逆に選択してないと見えなくなります。

🛠️ リボンが見当たらないときは

困ったちゃん
困ったちゃん

リボンが表示されなくて困ってるんですが・・・

ももねこ先生
ももねこ先生

もし「リボンが消えてしまった!」という時は、タブ(「ホーム」など)をダブルクリックしてみてください。リボンが固定されて常に表示されるようになります。

タブのどこでもいいのでダブルクリック

そのほかの操作

Excelを使っていると、「上のメニュー(リボン)が消えた」と感じることがあります。
これは設定で非表示になっているだけなので、すぐに元に戻せます。

■ ショートカットキー
Ctrl + F1 を押すと、リボンの表示・非表示を切り替えることができます。

リボンが表示されないと操作が分かりにくくなるため、覚えておくと安心です。

ももねこ先生
ももねこ先生

💡 初心者さんへのアドバイス

最初はすべて覚える必要はありません!まずは、「セル(マス目)」「名前ボックス(場所)」「数式バー(中身)」の3つを意識するだけで、エクセルの操作ミスがぐっと減りますよ。

画面構成が分かったあなたへ!

「エクセルの画面がどんな仕組みになっているか」はバッチリですね!ここまで読んだあなたなら、次の実際の入力作業も驚くほどスムーズに進められますよ。

次は、実際にセルへデータを入力するときの「正しい手順」や「知っておきたい基本」を学んでいきましょう!

ももねこ

運営者プロフィール

パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。

ももねこをフォローする