大きなスケジュール表や当番表を作っていると、 「11月5日の安藤さんのセルはどこだっけ…?」 と、目で追うのが大変なことはありませんか?
そんな時は、「日付」と「名前」を入力するだけで、該当するセルがパッと色付く仕組みを作りましょう。 入力ミスも防げる、プロ顔負けのテクニックです!
完成イメージと仕組み
この表では、上の入力欄に入れた内容に合わせて、表の中の交差するセルに自動で色が付きます。
- 入力欄:担当日(C4)、氏名(C5)
- スケジュール表:日付(B列)、氏名(7行目)

これを実現するために、「条件付き書式」の中に「AND(アンド)関数」を組み込みます。
仕組み(Excelへの命令) 「もし、『日付が一致』して、かつ(AND)、『名前も一致』したら、そのセルを赤く塗ってね」
設定手順(3ステップ)
Step 1:色がつく範囲を選択する
まず、色がつく可能性のあるセル(表の中身)をすべて選択します。 ※見出し(日付や名前)は含めず、データ部分だけを選んでください。

Step 2:条件付き書式の画面を開く
- [ホーム] タブ → [条件付き書式] をクリック。
- [新しいルール] をクリック。
- [数式を使用して、書式設定するセルを決定] を選びます。
Step 3:数式を入力する
以下の数式を、すべて半角で入力します。
=AND($C$4=$B8,$C$5=C$7)


入力できたら、右下の[書式]ボタンから好きな色(オレンジなど)を選び、「OK」をクリックして完了です!
重要!数式の意味(「$」マークの謎)
この数式が難しいのは、$(ドルマーク)の付け方が複雑だからです。 ここで挫折しないよう、仕組みを分解して解説します。
数式: =AND( $C$4=$B8 , $C$5=C$7 )
① 入力欄は「絶対参照($C$4, $C$5)」
入力欄(上のボックス)は場所が動かないので、$C$4 のように縦横ガッチリ固定します。
② 日付は「列だけ固定($B8)」
表の日付は「B列」に並んでいますよね。
どのセルから見ても「日付は左(B列)を見てね」と言いたいので、Bの前にだけ$をつけます。
③ 名前は「行だけ固定(C$7)」
表の名前は「7行目」に並んでいます。
どのセルから見ても「名前は上(7行目)を見てね」と言いたいので、7の前にだけ$をつけます。

この「クロスして参照する」設定ができれば、あなたはもうExcel上級者です!
うまくいかない時は?(チェックポイント)
色が変な場所についたり、全くつかない場合は、以下を確認してください。
- 範囲選択の開始位置 Step 1で範囲を選ぶ時、左上のセル(C8)から選び始めましたか? 数式内の
$B8やC$7は、選択範囲の左上を基準にしています。 - 全角になっていないか 数式の
"や,や$が全角文字になっていると動きません。一度メモ帳などにコピペして、半角になっているか確認しましょう。
まとめ
- 2つの条件(日付と名前)を満たす場所を探すには**「AND関数」**を使う。
- 「列固定($B8)」と「行固定(C$7)」**を組み合わせると、交差するセルを特定できる。
- このテクニックを使えば、入力間違いや見間違いを劇的に減らせる!
少し難易度が高いテクニックですが、これができると「すごい!」と驚かれること間違いなしです。



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パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。