CLEAN関数とは?見えない制御文字(改行・タブ)を削除する方法をやさしく解説

“見えない文字”を退治する関数 Excel

Excelに外部データを貼り付けると、見えない改行やタブが混ざっていて、 「セルが変にズレる」「計算できない」「検索に引っかからない」などのトラブルが起きることがあります。

CLEAN関数を使えば、こうした “見えないゴミ” を一瞬で取り除くことができます。 初心者・シニアにもわかりやすく、丁寧に解説します。

🟦 CLEAN関数とは?

Excel に外部データ(CSV・システム出力・Webコピー)を貼り付けると、 見えない 変な文字(制御文字) が混ざっていることがあります。

  • 改行が勝手に入る
  • セル内で変な空白がある
  • 関数が正しく動かない
  • 印刷するとレイアウトが崩れる

こうした原因の多くは、印刷できない文字(制御コード) です。

CLEAN関数は、 印刷できない文字をきれいに取り除く関数 です。

📘 このページでできること

  • CLEAN関数の役割がわかる
  • 見えない制御文字を削除できる
  • TRIM関数との違いがわかる
  • TRIM+CLEAN の最強セットを使えるようになる

🟩 CLEAN関数の書き方

CLEAN(文字列)

または

=CLEAN(A1)

🟩CLEAN関数が削除するもの

CLEAN関数は、以下のような 印刷できない文字(制御コード) を削除します。

  • 改行コード(CHAR(10))
  • タブ(CHAR(9))
  • システム出力で混ざる不可視文字
  • Webコピーで混ざる特殊文字

📌 ポイント 見た目では気づかないので、トラブルの原因になりやすい。

🟩 例:セル内に見えない改行が入っている

セル A1 に

Excel
教室

(実はセル内に改行が入っている)

この場合、

=CLEAN(A1)

→ 改行が削除されて

Excel教室

になる

CLEAN関数は“見えない文字”を削除する

🟩 TRIM関数との違い(初心者が混乱しやすいポイント)

関数役割
TRIM余計なスペースを削除(前後の空白・途中の複数空白)
CLEAN印刷できない文字(改行・制御文字)を削除

👉 TRIMは“見える空白”を削除

👉 CLEANは“見えない文字”を削除

TRIMとCLEANの違い

🟩 TRIM+CLEAN の最強セット(外部データに必須)

外部データ(CSV・システム出力・Webコピー)は 見える空白+見えない文字 の両方が混ざっていることが多い。

そのため、Excelのプロは必ずこう書く

=TRIM(CLEAN(A1))

✨ この順番が大事

  1. CLEAN → 見えない文字を削除
  2. TRIM → 余計なスペースを整える

✨ Before / After のイメージ

Before(A1)

 Excel 
教室  

(前後スペース+途中改行+不可視文字)

After(=TRIM(CLEAN(A1)))

Excel 教室
外部データは TRIM+CLEAN が最強

📌 ポイント

  • 外部データは必ず TRIM+CLEAN をセットで使う
  • データが一気に“扱いやすい状態”になる
  • 数式・検索・並べ替えが正しく動くようになる
ももねこ先生
ももねこ先生

不可視文字とは、「見えないけれど存在する文字」例えば、スペース・改行・タブなどのことをいいます。

🟥 よくあるつまずき

  • TRIMしてもスペースが消えない → 全角スペースはTRIMでは消えない(SUBSTITUTEが必要)
  • CLEANしても改行が残る → Excelの改行(Alt+Enter)は CHAR(10) なのでCLEANで消える → それでも残る場合は CHAR(13) が混ざっている可能性あり
  • TRIM+CLEANしても直らない → 全角スペース or 特殊文字(Unicode)が原因

🟫 まとめ

CLEAN関数は、 見えないゴミを取り除く“データ掃除機” のような関数。

TRIM関数と組み合わせることで、 外部データを一瞬で“きれいなデータ”に変えることができます。


👉Excel 特有の問題

Excel の落とし穴②:空白に見えるのに空白じゃない

👉Excel の“クセ”

Excelの落とし穴①:「文字列の数字」を数値として扱ってしまう

ももねこ

運営者プロフィール

パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。

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