Excelでデータ入力や関数操作、書式設定などのコマンドを実行する際は、操作の対象となるセルまたはセル範囲をあらかじめ指定する必要があります。
ここでは、Excelのセルの範囲を選択する基本的な方法と、作業効率を上げるテクニックを解説します。
連続した広いセル範囲の指定方法
セルの集まりを「セルの範囲」または単に「範囲」と呼びます。連続した大きな表全体などを指定する方法は主に2つあります。
マウスでドラッグする
最も一般的な方法です。
- 範囲指定したい最初のセルをクリックします。
- そのままマウスの左ボタンを押しながら、目的の最後のセルまでドラッグします。

Shiftキーを使う(広い範囲に便利)
画面からはみ出るような広い範囲や、マウス操作が難しい場合に正確に指定できます。
- 指定したい範囲の始点となるセルをクリックします(例: A1セル)。
- キーボードの Shiftキー を押したまま、範囲の終点となるセルをクリックします(例: E5セル)。

💡 範囲指定を解除するには? 範囲選択を解除したい時は、選択した範囲以外の任意のセルをクリックすれば解除されます。
離れたセルや全体を指定する方法
離れた場所にある複数のセル範囲や、シート全体など、特殊な範囲を指定する方法です。
📌 離れたセルを同時に指定する(不連続な範囲)
合計を出す範囲や、特定の列だけを強調したい場合に使います。
- まず、1つ目のセル範囲を通常通りに指定します(例: A1セルからA5セルまでをドラッグ)。
- 次に、キーボードの Ctrl(コントロール)キー を押したまま、離れた場所にある2つ目のセル範囲を指定します(例: E1セルからE5セルまでをドラッグ)。
- Ctrlキーを押し続けることで、いくつでも離れた範囲を同時に選択できます。

🌎 ワークシート全体を指定する
シート全体のフォントや書式を一括で変更したい場合などに使います。
- シートの左上、行番号と列番号が交差する角にある 「全セル選択ボタン」 をクリックします。

行・列全体を指定する方法
特定の行や列の幅を変更したり、データ全体を対象にしたい場合に便利です。
↕ 行全体を指定する
- 行番号(1、2、3…)のいずれかをクリックすると、その行全体が選択されます。
- 複数の行を指定する場合は、行番号をドラッグします(例: 1と2の行番号をドラッグ)。

↔ 列全体を指定する
- 列番号(A、B、C…)のいずれかをクリックすると、その列全体が選択されます。
- 複数の列を指定する場合は、列番号をドラッグします(例: AとBの列番号をドラッグ)。

これらの範囲選択の方法を使い分けることで、Excelでのデータ操作がよりスムーズになります。



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パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。