「見た目は数字なのに、なぜか計算エラーが出る!」 「たくさんのデータの中に、間違えて文字が混ざっていないか不安…」
Excelで表を作っていると、そんなトラブルに遭遇することはありませんか?
今回ご紹介するISNUMBER(イズナンバー)関数は、セルの内容が「数値」か「文字」かを一瞬で見分けてくれる、影の実力者なんです。
この記事では、初心者の方でも使い道がパッとわかるように解説します。教室でよく聞いたお悩みをもとに、ももねこ先生流の活用術をやさしくお伝えしますね!
ISNUMBER(イズナンバー)関数とは?
ISNUMBER関数は、 「このセルの中身は数字として扱われていますか?」と Excel にたずねるための関数です。
- 数字なら → TRUE(トゥルー)
- 数字でなければ → FALSE(フォルス)

📌こんな時にぴったり
教室でよく聞いたお悩みですが、「合計が合わないと思ったら、一部の数字が『文字列(文字としての数字)』になっていた」というミス、実はとっても多いんです。
パッと見では区別がつかないからこそ、ISNUMBER関数の出番!です。
むずかしい計算は一切なく、数字かどうかを TRUE / FALSE で教えてくれるだけの、 初心者でも安心して使えるシンプルな関数です。
書き方(基本の使い方)
書式
=ISNUMBER(値)
(値)のところは調べたいセル
例
=ISNUMBER(A1)
どんなときに TRUE / FALSE になる?
| A1 の内容 | 結果 | 理由 |
|---|---|---|
| 123 | TRUE | 数字として認識されている |
| “123” | FALSE | 数字に見えるけれど「文字」として扱われている |
| 3/1(3月1日) | TRUE | 日付は Excel の中では数値 |
| “こんにちは” | FALSE | 文字列 |
Q&A:ISNUMBERでよくある疑問
Q1:数字に見えるのに FALSE になるのはなぜ?
見た目は数字でも、Excel が “文字”として扱っている ことが原因です。 Excel は「計算できるかどうか」で判断するため、次のような場合は FALSE になります。
- 全角数字(123)
- 前後にスペースが入っている
- ’123(アポストロフィ付き)
- 数字+文字が混ざっている(例:123円)
Excel はとても正直なので、 「本当に数値として扱えるか」だけで判断する と覚えると安心です。
Q2:TRUE / FALSE を「はい/いいえ」に変えられる?
はい、IF関数を組み合わせれば可能です。
例:
=IF(ISNUMBER(A1),"はい","いいえ")
- 数字なら → 「はい」
- 数字でなければ → 「いいえ」

TRUE / FALSE のままだと不安に感じる方にもやさしい表示になります。
IFをつかった関数の組み合わせかた
Q3:ISNUMBER と ISTEXT の違いは?
とてもシンプルです。
| 関数 | 何を調べる? | TRUEになる条件 |
|---|---|---|
| ISNUMBER | 数値かどうか | 数値として扱えるとき |
| ISTEXT | 文字かどうか | 文字として扱われているとき |
つまり、
- ISNUMBER → 数字なら TRUE
- ISTEXT → 文字なら TRUE
Excel の「中身の種類」を確認する兄弟のような関数です。
Q4:日付が TRUE になるのはバグ?
バグではありません。正しい動きです。
Excel の内部では、日付は 「シリアル値」という数値で管理されている ためです。
例:
- 2024/1/1 → 45292
- 2024/1/2 → 45293
見た目は日付でも、Excel の頭の中では数値なので ISNUMBER → TRUE になります。
こういった「Excelのちょっとしたクセ」を知っておくと、もっとExcelと仲良くなれますよ。
ISNUMBER のよくある使い方
● 文字の中に特定の言葉が入っているか調べるとき
=ISNUMBER(SEARCH("猫", A1))
- A1 に「猫」が入っていれば TRUE
- 入っていなければ FALSE
●IF関数と組み合わせると便利です。
SEARCH と ISNUMBER の結果(TRUE / FALSE)を 「はい/いいえ」や「含まれる/含まれない」などの言葉に変えたいときは、 IF関数を使うととてもわかりやすくなります。
=IF(ISNUMBER(SEARCH("猫",A1)),"含まれる","含まれない")
- A1 に「猫」が入っていれば → 「含まれる」
- 入っていなければ → 「含まれない」
TRUE / FALSE のままだと不安な場合、IFで言葉にしてあげたらわかりやすいと思います。
「もし〜だったら」という条件で表示を変えるIF関数の使い方
まとめ:ISNUMBER関数はデータの見張り番!
セルが数字かどうかを判定するISNUMBER関数。地味な機能に見えますが、正確な表作りには欠かせない存在です。
- 数値ならTRUE、文字ならFALSE
- 見た目でわからない「偽物の数字」を見抜ける
- IF関数と組み合わせるとさらに便利!
ももねこ先生流のコツを活かして、ミス知らずのExcelシートを目指しましょう。
「文字列の数字」を数値として扱ってしまい計算できない場合は、






運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。