Excelの画面上部にある「入力欄」や「ボタン」。 普段なんとなく使っているかもしれませんが、実は作業スピードを上げるための便利な機能が隠されています。
今回は、基本の「名前ボックス・数式バー」の役割と、マウスを使わずにセルを移動するプロのテクニックを解説します。
名前ボックスと数式バーの正体
画面の左上にあるこのエリアには、重要な情報が表示されています。
① 名前ボックス(左側の小窓)
- 基本: 今選んでいるセル(アクティブセル)の場所(A1など)が表示されます。
- ★便利ワザ: ここに直接
C100と入力してEnterを押すと、そのセルへ一瞬でジャンプできます!スクロールの手間が省けます。

② 数式バー(右側の長いバー)
- 基本: セルの中身が表示されます。計算式が入っている場合、セルには「答え」が表示されますが、ここには「数式そのもの」が表示されます。
- ★便利ワザ: 長い文章や複雑な計算式で見切れてしまう時は、バーの右端にある「下矢印(∨)」を押すと、バーが縦に広がって全体が見やすくなります。
ボタン類(×・✓・fx)
数式バーの左にある小さなボタンです。
- ③キャンセル(×): 入力をやめる(Escキーと同じ)。
- ④入力(✓): 入力を確定する(Enterキーと同じ)。
- ⑤関数の挿入(fx): 関数を入力するダイアログボックスを開く。
脱・マウス!キーボードでセル移動
セルの移動は、矢印キーやクリックだけではありません。 データがたくさんある表では、以下のショートカットを使うと移動が劇的に速くなります。

・ Ctrl + 矢印 は、1万行あるデータの一番下まで行きたい時などに必須のテクニックです。
・ Tab キーでの移動は、入力フォームを使う際などに便利なので覚えておくといいでしょう。
・ 最初は、広いシートで迷子になりがちです。迷ったら Ctrl + Home を押せば家(A1)に帰れます。
離れたセルへ「ジャンプ」する2つの方法
表のずっと下の方(例えば1000行目)に行きたい時、マウスでスクロールし続けるのは大変ですよね。 一瞬で移動する方法は2つあります。
方法①:名前ボックスを使う(おすすめ!)
一番速いのがこの方法です。
- 画面左上の「名前ボックス」をクリックします。
- 行きたい場所(例:
A1000)を入力します。 - Enterキーを押します。
これだけで、A1000セルへひとっ飛びです。
方法②:「ジャンプ」機能を使う
メニューから操作する方法です。
- [ホーム] タブ → [検索と選択] → [ジャンプ] をクリックします。 (ショートカット:
Ctrl+Gでも開けます) - 「参照先」の欄に、行きたい場所(例:
A6)を入力します。 - 「OK」をクリックします。

まとめ
- 名前ボックスは、セル番地を入れると「どこでもドア」になる。
- 長いデータを見る時は、数式バーを広げる。
- 遠くへの移動は、スクロールではなく
Ctrl+矢印や ジャンプを使う。
これらを使いこなせば、広いExcelシートの中でも迷子にならず、スイスイ移動できるようになりますよ!



運営者プロフィール
パソコンインストラクターの経験を生かして、シニアの方や初心者の方に、WordやExcelの「できた!」を届けるために活動しています。